忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

70年目のヒロシマから思うこと

2015-08-06 | 世の中のこと

70年目の広島がやってきた。松井市長の平和宣言を聞きながら、被爆については同じではないけれど福島の原発によって避難されている方たちのことが重なって感じられた。

市長は宣言の中で各国の為政者たちが核保有を競うことより核廃絶への道に進むよう呼びかけ、武力に依存しない、安全保障の仕組みを作っていかなければならないと述べられた。

今朝の新聞に原爆投下の目標地として京都が挙げられていた為に大規模の空襲から免れていたことが米側の公文書で明らかになったと書かれていた。

(わぁ!本当やったら 私も原爆の被害にあって死んでいたかもしれない・・・)

1945年12月GHQが京都市民に実施した民心調査で占領軍への感情などを把握し分析、調査して民心を統治しようとしたとある。

そのひとつとしての世論誘導「文化財の為空襲されなかった」という神話。巧みに「恩人」の印象へ操作されていた。

私も京都は重要なお寺や文化財があるから原爆から免れたとずーと思っていた。しかし家の近くに爆弾が落ちたという話は母から聞いていたが、空襲の事実もその当時は軍によって公にはされなかったようだ。

ツイッターで  のような写真を目にした。

キューバの子供達は原爆投下日を知ってる
それはキューバの英雄、チェ・ゲバラが広島を訪れ「平和を勝ち取るには広島を知らなければいけない」とカストロに伝え、以後教科書に記載するようになったからだ
風化させない歴史、、、考えさせられる(ツイッターより)

55年前にガザ地区を訪れていたチェ・ゲバラと広島原爆投下から69年を迎える日本の関係←クリック