昨日 お盆のお参りに来て頂いた折、ご住職が置いていかれた同朋新聞。その表紙に載っていた写真と添えられていた言葉。
「沖縄県 恩納村にある万座毛は美しい海や夕日が見えることから、現在は多くの観光客が訪れるが、沖縄戦の当時戦火を逃れるため、多くの住民がこの崖から飛び降りて亡くなったといわれる。そのような事実があったことに、私たちは耳を傾けることができているだろうか・・・」と書かれていた。
そして、新聞の中のインタビューで高 史明さんが戦後70年を迎えてという部分で語っておられた言葉にも驚いた。
「今から20年前大谷派が沖縄で「沖縄戦五十年追弔法会」を勤めた際、当時の宗務総長だった能邨英士さんが語った言葉が忘れられない。お勤めの後「日本は戦後一遍も平和だった日はありません」と言い切られた。親鸞聖人の教えを視点としてみれば沖縄だけ切り捨てておいての平和というのはないのですからね。」と。
死ぬまでに一度は訪ねたいと思っていた沖縄について、またひとつ大事なことを教えられた。
、