忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「ねんてん先生の文学のある日々」の中の「かっこうのいい老人」に書かれていた言葉に

2019-08-05 | 新聞記事より

「今 老人達は終活という言葉にとらわれている。若者が受験にとらわれているように。」しんぶん赤旗の「ねんてん先生の文学のある日々」の中の「かっこうのいい老人」に書かれていた言葉を読みはっとした。

そうなんやなぁ・・・ちょっととらわれすぎていたかも?自分ではそんなつもりでなくても、最近よく言葉に出してしまう。

「あと せいぜい生きても数年かもしれへんしなぁ」「もうこれが最後かもしれへんし」など、これってやっぱり後ろ向きの言葉。

ねんてん先生は読書ばなれは若者以上で終活の流行、視力や意欲の減退で老人の読書離れを促していると。

確かにそうだ。本も数ページ読めばしんどくなる昨今、新しく本を買おうと思っても躊躇してしまうことが度々。

ところがねんてん先生曰く木陰で、病院の待合で、カフェでゆったりと本を読む老人が何ともかっこうのいい老人ではないかとおっしゃる。

一生を終える用意は必要だがそれ以上に今を楽しむことが必要なのではないか、終活などそっちのけで何かをするそんな老人になりたい。と。

う~ん・・・ 本当にそうなんやけどなぁ・・・  あ~しんどって思ってしまう私がいる 

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