昨夜、テレビで、池上 彰 緊急生放送「世界が変わった日」を時々用事をしながらだが夜遅くまで観てしまった。
9.11テロから10年を迎えるなかでビンラディン容疑者の極秘映像などが映し出されていた。
9.11の容疑者をアメリカ本国に拘置しないでキューバにあるアメリカの基地内(グアンタナモ収容所)に容疑者たちを拘束して法が適用しないようにした中で容疑者たちを凄い拷問?などで自白させていく話などに驚いた。
テレビ局が二か月あまりの交渉の末、実際に取材に入り中の様子が映し出されていた。
一番驚いたのは「エシュロン」というアメリカに作られている軍事目的の通信傍受システムのことだった。
これが日本の三沢基地にもあり、電話、ファックス、電子メールなど世界中の国際通信の殆どと国内通信の一部を傍受・盗聴できるというもので、諜報機関が危険視しているテーマの通信だけを検索抽出できる巨大システムだと話していた。ビンラディンはこのことを知っていたので秘密の住処には電話もインターネットもひかず、信頼できる伝達員を使っていたとか。
たとえば「原発」とか「普天間」とかいった言葉を度々使うとその前後との関連で検索盗聴されるということになりかねない。国会議員は特にその動向が注目されているので気をつけるべきだと池上さんが語っていた。
池上さんがインタビューたアメリカの元情報機関職員がこの世界監視システムの怖さを話していた。
確かに小さな範囲の盗聴はあることは知っていたが、この様に巨大システムの存在があることなど考えにも及ばなかった。
エシュロンについてはどこまで傍受しているか定かではありませんが、池上彰さんまでもそう仰っていいたのですね。
詳細は失念しましたが、以前迷惑防止条例で捕まった植草教授はエシュロンに引っかかってはめられたという話もあります。
以前三沢基地を外から見たことがありますが、エシュロンのあるドーム型の建物は見えなかったです。
見て見たかったのですが。