数日前 テレビで坂本のケーブルの長い歴史←の話を聞いた。
坂本・ケーブル延暦寺両駅の高低差は480m。大変な難工事で「霊山の山肌に、開発の爪痕が一切残らないように」という延暦寺や、「車窓から神聖なる官幣大社の社殿を見下ろされるのは」という日吉大社の要望を受け、大津から線路が見えないよう配慮された結果、坂本ケーブルは、トンネル2カ所を含む、カーブの連続した2025mの路線となったという。
2日、天気も上々、これは比叡山からびわ湖も美しく見えるだろうと思い、先輩を誘ってケーブルに乗り比叡山に行った。ケーブルも比叡山に行くのも20数年振り?(もっと経っているか)だろうか。
京阪坂本駅から石積みの街を歩いて10分ほどだが、この新緑がなんとも美しい!
もうここから遥か向こうにびわ湖が見える!
日吉大社の前を通ってケーブル乗り場へ。
ケーブル駅の横に八重桜がきれいに咲いていた。
ケーブルの中からびわ湖が見えてきた。沢山の乗客が一斉にスマホで写されていた。
終点の比叡山駅を降りるとすぐ横に展望できる場所があり皆が思わず「ワー!」。
お天気も最高!さわやかな風のなか心が澄んでくるようだった。
大きなクレーンが目の前に現れた。
根本中堂は現在、大改修中だった。大きなクレーンが目の前に現れ少々がっかり。中に入るのも高い塀を横に見て入った。屋根の修理に4年、完成するまで10年かかると聞いた。20数年前、娘たちと延暦寺会館に宿泊したのを思い出した。その時にみた「1200年不滅の法灯」が今も脳裏に残っている。
鐘の音より私たちの声が大きかったわ~。
お坊様が手ずから突いておられるか自動音声か?でも一日中突いてはらへんわなぁ・・・という話になったが。
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