忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

『災害支援手帖』のこと

2016-04-16 | 世の中のこと

今朝 コーヒーを沸かしながら、熊本で地震に遭われ避難されている人達のことが心に浮かんだ。一方ではこの様に何事もなく朝を迎え朝食を摂ろうという人間がおり、他方では大きな地震に遭い眠れぬ夜を過し朝を迎えた人達。

この様な思いは父が亡くなった時、父の亡骸を乗せた車のなかで、晴れ渡った青空を見て感じた。人間が営む暮らしに織り込まれている地球上で起きる無数の悲しみと怒り、そして喜び。どうか心 安らかな日々が送れるようにと願っているが、せめて人為的なことに対する悲しみは人間の智慧でなくしていかなければならないと強く感じた。

いつどこで大きな地震が起きてもおかしくない日本列島。阪神大震災の際にはここ大津でも大変な揺れを感じ、数週間はお風呂に入るときも不安で、寝るときは靴下を履き眠ったことが思い出される。

滋賀でも花折断層帯が走り、もし最大級の地震が起きれば京都で7千人、滋賀で千人、そして琵琶湖西岸断層帯で発生すれば滋賀で2千人、京都で千人の死者が出ると想定されているという。

 

ただ、今は被災された方々に心からのお見舞いとともに一日も早い復興をと願うばかりです。 

 

このような地震に出あうか、それまでにこちらの命が無くなるかはわからない。願わくばその様な恐怖と悲しみに出合うことなくお先に行きたいものだが・・・。

今朝のツイッターに下記のような記事を見た。

 熊本地震を受け、拙著『災害支援手帖』(木楽舎)の全ページを無料公開いたしました。東日本大震災の被災地、支援団体を取材し、災害支援についての基礎知識やヒントとなる事例をまとめたものです。少しでもお役に立てれば幸いです。   ←クリック

 

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