忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

偉大な人たち

2010-11-02 | 生き方を学ぶ
知人が貸してくれた本を読み終えた。「必生  闘う仏教」インドで40年以上にわたり仏教復興運動に取り組みインド仏教徒の指導者として生きてこられた苦悩の人生が書かれている。

インドといえばお釈迦様の生誕地なのにどうして仏教復興なのか?と不思議に思っていたが、仏教の根本聖地となる大菩提寺が400年も前からヒンドゥー 教の寺院になっているということです。13世紀初頭からイスラム勢力の侵攻によって仏教がインド史の表舞台から姿を消したことなども勿論知りませんでした。

大菩提寺の管理権を仏教徒の手に取り戻すための運動を決意されて命がけで闘っておられる日本人の佐々井秀嶺という人の生き方に目をみはる思いがしました。

またインドといえばマハートマ・ガンディーが偉大なる人として知っていたが、アンベードカル博士こそがカースト制度を前面的に禁止した現行のインド憲法を作り上げ、インド仏教の復興を宣言された人だそうです。

偉大なる人は世界中に沢山おられるのですね。今回この本を読んでつくづくそう感じました。

以前もムハマド・ユヌスさんという人を知り、びっくりしましたけれど・・・・そんな偉大な人達からも学ばせてもらい、そして市井の中でこつこつと人たちの為にそれを当たり前のように為している人たちからも学ばせてもらいしながら生きて行きたいと思いました。
                        

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