森山直太郎の「どうしてそのシャツえらんだの」という歌を聞いてパクリを思いつき、この題になった。
ブログの題名、ドラマの題名、映画の題名、本の書名、長いのはむやみに長く、短いのはごく短い。
長くても10文字ぐらいが感じが好い。「どうして長い題にした」このぐらいが好いと、源泉に敬意を表しておこう。
いつだったか、メーリングリストで気に入った言葉があって、それを褒めるつもりで「そのうちパクらせてもらう」と書いたら、むきになって「パクリはいけません」とすぐさま返事を寄越した方がおられた。
「パクリはおよし」ぐらいなら、ああ、わかってくれているなとなるのだが、咎めの言葉にその説明まで親切に書いてもらうと、有難くてあとが続かない。
「どうしてそんなにお怒りか」と書こうものなら、キマジメ一本刀でまた斬り返してこられそうだ。
それでは空気が汚れるだけなので、シャット・アウトということになる。
およそ説明というものは、未来のことに対するものなら有効である。
いま言うことのついでの説明は、半分バカにしているようにも聞こえる。
過去のことに説明を求めるときは、言い訳を述べさせてそれをまた突付こうといういやらしい魂胆を持っていると思われても仕方がなかろう。
どこがわからないと言わずに、ただ説明責任を果たしてないとののしるだけでは、「どうしてそんなことをきく」であとが繋がらないではないか。