・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

変貌

2011年10月05日 | つぶやきの壺焼

○十年前には、15分か20分の待ち時間が惜しくて、毎日階段を駆け上り、通路の人の列をすり抜けて乗り換えに走った駅が、見違えるようになったらしい。

新駅ができたころ、この駅名は、たしか「工業都市」だったと思う。駅名だけで周りに工場はなかった。
工場が集まってくると駅名は変わった。

駅名にしても施設名、団体名にしても、地名以外に何かの意味や意図を持って命名すると、やがてその名前はそぐわなくなる。

工業都市という名前は、工場ができてしまえば陳腐になり、その工場群も退散してしまうと、何だこれは、ということになる。

特に「新」「ニュー」などのついた名前には、必ずそういう時期が来る。

安易な命名はのちに難儀のもと、そのときよい名前の命は短いものが多い。

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