出かけるついでに、本を返しに図書館へ寄る。
曲がり角に女の子がしゃがみこみ、大声で泣いている。
駄々っ子の代表格に見える。
若い母親はじっと立って見ている。
どこかのおばあちゃんが、子供に声をかけていた。
本を返して駅に行く。
ホームに上がってもまだ声が聞こえている。
泣き声がガードをくぐる。
その先を見下ろすと、母親は黙って子供を引きずっている。
手を離せば寝転んだままになるだろう。
子供も離されれば置いて行かれる。
生きるためには、互いにがんばるしかない。
出かけるついでに、本を返しに図書館へ寄る。
曲がり角に女の子がしゃがみこみ、大声で泣いている。
駄々っ子の代表格に見える。
若い母親はじっと立って見ている。
どこかのおばあちゃんが、子供に声をかけていた。
本を返して駅に行く。
ホームに上がってもまだ声が聞こえている。
泣き声がガードをくぐる。
その先を見下ろすと、母親は黙って子供を引きずっている。
手を離せば寝転んだままになるだろう。
子供も離されれば置いて行かれる。
生きるためには、互いにがんばるしかない。