昨日の写真の円盤形の雲は、もうひとつ出ていた。
気象にダイポールモード現象というのがあるそうだ。
夏から秋にかけて、インド洋東部に下降気流が生まれ、それがふた手に分かれて一方はアフリカ東部に、他方はインドからインドシナで上昇気流を起こし、両方に大雨を降らせるという。
それほどに大掛かりでなくても、気象には、ときどき同じような二つのことが一度に起きそうなことを考えると、南の空に見えた二つの雲にも、何か相互に関係があるような気がしてくる。
ダイポールモード現象が発生した年には、良質なブドウが収穫され、美味いワインがつくられるという。
二つの円形雲も、何かよいことの前兆になってくれればよいのだが、果たしてどうだろうか。