・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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あたらずさわらずは最上の態度か

2012年08月15日 | つぶやきの壺焼

ついこの間大統領が断りなしにづかづかとやってきたと思ったら、こんどは無礼千万にも天皇が来るならもっと謝れと言ったとか。

断りなしにと書いたが、まったく予告なしにとは考えにくいから、日光の三猿をきめ込んだ輩がいないとも限らない。
そんなことをしそうな用人の顔が頭に浮かぶ。

新聞の見出しはこうなっている。

『天皇に「心から謝罪を」
   韓国大統領 支持率向上狙う』

これをひと目で素直に読めば、韓国大統領が、自らの言動を悔い天皇に謝罪する意思を表明したとなる。
それでは支持率向上はおかしい。

記事の中身は「訪問したければ独立運動でなくなった方たちに、心から謝罪してほしい」と注文を付けたということ。

想像した“なぜか”だけを書いて、事実の“どうした”を書かない、肝心の動詞の省略で見出しを目立たないようにしている。

小説ならその手もよいが、こういう記事を書いていれば、物事を真っ直ぐ伝えない新聞社だと見られる。
新聞を5紙8紙と並べて見比べられるのは、ごく特殊の人だから、一般人のためには読み違えのない見出しを書いて欲しい。


竹島密約
Roh Daniel
草思社

 

日本人が行けない「日本領土」 北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記
山本 皓一
小学館

 

いまこそ日本人が知っておくべき「領土問題」の真実 国益を守る「国家の盾」
水間 政憲
PHP研究所