・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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こだわりは 何を教えるか

2015年04月20日 | つぶやきの壺焼

漢字の「四」という字の、3画目のはらいは、1画目にくっつけなければならないのか、という質問がFAQに出されていました。

回答は、こういう細かいことは、フォントの製作者でなければどうでもよいので、ついてもつかなくても、四はその字しかないだろう、とされています。
実際に使われているフォントを並べてみると、どこかが付くか離れるかを言い出せば、みな異なった字ということになりそうです。

ところが、学校で、前の担任の先生がどちらでもよいと言っていたので、離れた「四」を書いたら、今の担任の先生から○をもらえなかったという驚きの実話を、子どもさんが体験されていたのです。
四の字の構成に、ここまでこだわりを持った教育をするのは、どういう意味を持ってのことなのでしょうか。

くっついた「四」が正しいけれども、離れた「四」も間違った字ではない、という意味で○はつけなかった、文字の形ひとつとっても、世の中にはいろいろな考えがあるということをわからせたいということだったのでしょうか。
もしそうであれば、そのことに気づくはるか以前に、先生と呼ばれる人への不信や、世の人びとへの猜疑心のほうが先に身についてしまいそうにも思えるのですが、いかがでしょうか。

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