コンクリートブロックがサンゴ礁を傷つけたと大騒ぎするところもあれば、サンゴ礁をどんどん埋め立てて3000メートル滑走路をつくってしまうところもあって、海も魚もサンゴも、人間の気ままさに呆れかえっていることでしょう。
環境とひと口に言っても、地球全体の環境と、ごく限られた地域の環境では、見方も異なり、取り組み方も変わってきます。
海洋全体の相を、急激に変えてしまうような行為は、地球全体の環境に影響を与えます。
サンゴのひとかけらさえも傷つけてはならないと頑張ることが、地球環境に破壊をもたらすような党人の動きへの牽制力を阻害し、大きな環境を損ねていくお手伝いになっているのに気付かなければ、問題の大小に無感覚であるというそしりをまぬかれないでしょう。
地球と地域の一字違い、球と域の違い、ここで奇妙な連想がわいてきました。
球はじゅずを思い出させます。
じゅといき、なにかありそうだと思ったら、十三弦の箏で柱間隔のいちばん狭いところの音階でした。
いにさしごろなはくじゅといき