神話を嫌う言葉は、神話に関心のある人が多く使う。
□□神話と命名した亡霊を仮想敵に仕立てて、よくない、けしからんと声を上げる。
そこには、主張という亡霊がまた生まれている。
世間に波風を立てるまでが亡霊の役割。
そして、波紋はいつかは消える。
神話は名前がだいじ、というよりも名前だけのもの。
そこに何が語られているか、何にどういう影響があるのか、広くは語られない。
神話だ、神話だと言われるだけで役目は終わる。
世界神話事典 (角川選書) | |
大林 太良,吉田 敦彦,伊藤 清司,松村 一男 | |
角川書店 |
神話の力 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) | |
Joseph Campbell,Bill Moyers,飛田 茂雄 | |
早川書房 |
神話の法則―ライターズ・ジャーニー (夢を語る技術シリーズ 5) | |
Christopher Voglar,クリストファー ボグラー,岡田 勲,講元 美香 | |
ストーリーアーツ&サイエンス研究所 |