枠にはめられることは大嫌いだけれども。
枠に嵌る禿。
無理やり枠にはめようとするとツルリと滑り落ちる。
枠が悪いのか。禿が悪いのか。
枠に囚われまいと逃げる。
滑り落ちて嵌ってしまう枠。
鉄格子の枠にだけは囚われるようなことは無いようにと。
はまってしまってさあたいへん。ではいけないいけない。
枠から逃げる。ということはエキサイティングである。
自ら嵌ってみるのは、ロマンティックかもしれない。
どう。ということはないけれども。
この禿。我ながら始末に終えない。
自分が勝手に自分の枠に嵌っている。
まあ。世話無い話でございます。