ごこうのすりきれ。
寿限無の噺にもでてくる五劫とは時間も越える全ての世界である。すりきれとはそれをも超えよとの寿ぎの言葉である。
山河。という歌がある。
小椋佳さんの作詞である。
「かえりみて恥じること無い足跡を山に残せたろうか
永遠の水面の光増す夢を河に浮かべたろうか
愛する人の瞳に 愛する人の瞳に
俺の山河は 美しいかと」
五劫ならずともなにごともすりきれるところはある。
ちゃんとすりきれられれば、寿ぎだろう。
ちゃんとできるのだろうか。
私の頭文字は、K.Yである。
これから よくなる。
・・・。
曇り空になれた瞳に映る光は、どうも眩しい。