南無煩悩大菩薩

今日是好日也

いなせ。

2009-06-06 | つれづれの風景。

ボラの背と書いて、鯔背(いなせ)という語源のようである。

幕末頃の文献の中には、「侠」と書いていなせと読ませているものもある。

なるほど漢字の受け取り方としては、後者の方に軍配を上げたい。

いきでいなせだねぇ。は粋(いき)で侠(いなせ)のほうがよろしい。
活きのボラの背だねぇ。ではなんや生臭い。

仁徳を尊び勇み肌も義侠心。粋でいなせに人生道中。と洒落込んでみたいものではある。

ボラの背だけではなく、それぞれの生き物の背中というものは、それぞれのいなせを表現するものかもしれない。

どちらにしても、その姿勢の問題といえようか。

コメント
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