うーん。
我社がわらしべ長者になるためのアプリケーションとはどうあるべきか。
慎ましやかに又親しく人に交わり、元気に解かりよく物をいい、自らは加わらないが若いものの喜悦を真面目に庇護し、色々と気を用いて世話を心がけ、周囲が喜ぶことに満足と好感とを示すことのできる老人になるためには何が必要か。
うーん。
転んだことで掴んでしまった藁(わら)と、大事に持っていなさいという観音様を信じたことと、物心ともに需要と供給に逆らわなかったこととに核心が潜んでいそうでもある。
うーん。
考えるとき大人は困難を思い易く。
考えるとき童は希望を思い易いのではなかろうか。
そんなことを、考えるあっしである。