南無煩悩大菩薩

今日是好日也

忘れたらいけない人々。

2012-11-24 | 世界の写窓から
(photo source)

善いということと、上手くいくということは別物なのだ。

為政者は、上手くやるための良い方法を優先する。

彼らを選ぶのは、選ぶ権利を持つ市民だ。

独善的とは、良くない行いでも、自分にとって上手くいけば、それを支持することである。

例え為政者が善い行いをしても、それは市民が正直にふるまうことが可能だとか、市民が道徳的だとかという好条件がそろわなければ、目端の利く利己主義の人々に、もっと多くの権益を与えるだけに終わってしまうこともあるだろう。

少女が「殺さないで!」と叫んでいる。

残念ながら彼女に選ぶ権利は与えられていない。


「忘れられた人は誰か。清廉な静かな徳のある家庭的な人間だ」-ウィリアム・サムナー-
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