南無煩悩大菩薩

今日是好日也

砂底、謎の巨大円形幾何学構造物。

2013-10-02 | 古今北東西南の切抜
(source/nature)

写真は(a)初期段階、(b)中期、(c)最終段階、(d)目的達成後、構造体の推移だ。

制作中の作者はこちら、


フグ科シッポウフグ属の一種の雄が、砂底に大きな円形の幾何学模様をした構造物を造り、それが雌の配偶者選択に重要な役割を果たしている。雄は、様々な角度から径方向にいくつもの溝を掘り、谷部と山部からなる放射状の模様に取り囲まれた産卵床を造る。さらに雄は、中央の産卵床に、粒子の細かい砂で不規則な模様を造り出す。この円形構造物は、それ自体が雌の配偶者選択に影響を及ぼすだけでなく、雌の配偶者選択に重要な要素である粒子の細かい砂を産卵床に集める機能も果たしている。不思議なことに、雄は決して産卵床を再利用することはなく、毎回、多大なコストをかけて新しい円形構造物を造り上げる。これは、2回目以降の繁殖サイクルで使った場合に、円形構造物の谷部に十分な量の細かい砂が残っていないためだと考えられる。(切抜/ネイチャー)


おまけ(円形構造体)

フグの古式引き:古式引きのとらふく刺身は通常の菊盛りと比べ幅広くて食べ応えがあり最後までポン酢が絡み、フグの旨みを充分に味わうことができます。
コメント
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