(photo/source)
鏡や水面に映る現実と反転、という題材の作品は数多くのアーティストが手掛けてきたイコンの一つでもある。
西洋のナルキッソスの神話は無論のこと、東洋では月の影採る猿(ましら)なども、その源流にあたりそうだ。
どちらも、反転し映りこんだものに心を奪われ、死を迎える。
解からないでもない。自分と他者との実在について、明確にその理由を説明し証明しする術は未だないようだから。
イコンは私自身だし、私以外でもある、という反転は芸術的衝動としては正しいように思える。
鏡や水面に映る現実と反転、という題材の作品は数多くのアーティストが手掛けてきたイコンの一つでもある。
西洋のナルキッソスの神話は無論のこと、東洋では月の影採る猿(ましら)なども、その源流にあたりそうだ。
どちらも、反転し映りこんだものに心を奪われ、死を迎える。
解からないでもない。自分と他者との実在について、明確にその理由を説明し証明しする術は未だないようだから。
イコンは私自身だし、私以外でもある、という反転は芸術的衝動としては正しいように思える。