南無煩悩大菩薩

今日是好日也

もしくは舞踏

2014-09-24 | 意匠芸術美術音楽
(photo/source)

花 無心にして蝶を招く 蝶 無心にして花を尋ねる

とはいうものの人間は言葉を使い始めたがために「無心」が難しい。

ある研究によると我々が一日に口にする言葉は、平均一万六千語に及ぶという。

しかしその陰には口には登らず頭の中を駆け巡るだけの膨大な言葉があるのであり、どれほどなのかは見当もつかない。

夢の中でも言葉の想起を脳が止めることはない。

我々は我々自身で自分に言葉によって暗示をかけている。我々が逃れなくてはいけないのは自らにかけた暗示からである。

良い言葉を選んで思ったり使ったりしなければならない、

もしくは舞踏や座禅や酩酊によって「無心」をたまには取り戻すべきだと私は思うのである。
コメント (2)
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