トルストイも言うように、
ひとは「自分は変わりたくはないが、相手には変わって欲しい」生き物でもあります。
とはいうものの、ちょいと不寛容すぎやしないかという記事を目にしました。
曰く、昨今保育園、幼稚園などからの児童の声がうるさいという苦情が増えている。
新設に反対されるケースもあるようです。
そもそも餓鬼の時分に、静かで気品に満ちた子どもでした、なんていう人はおらんでしょう。
子ども怒るな来た道じゃ、年寄嫌うな行く道じゃ。
遊び疲れた後の子どもの寝顔を見てみない、自分の考えを変えようという気にきっとなるはずです。
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(photo/Harry Gruyaert)