(画/「卒塔婆の月」(月岡芳年『月百姿』)年老いた小野小町)
小野小町の生涯は、極めて謎である。
没落した姿は『玉造小町壮衰書』という文献に見られる。
この文献は三善清行の手によるという説もあるが、弘法大師の著作リストにも記されている。
大師は西暦八百三十五年に他界した。小町が男どもを夢中にさせたのは、その後の時代の出来事だ。
謎は深まるばかりである。
-切抜/徒然草 第百七十三段(吉田兼好著・吾妻利秋訳)より-
Andre rieu Kojo No Tsuki
小野小町の生涯は、極めて謎である。
没落した姿は『玉造小町壮衰書』という文献に見られる。
この文献は三善清行の手によるという説もあるが、弘法大師の著作リストにも記されている。
大師は西暦八百三十五年に他界した。小町が男どもを夢中にさせたのは、その後の時代の出来事だ。
謎は深まるばかりである。
-切抜/徒然草 第百七十三段(吉田兼好著・吾妻利秋訳)より-
Andre rieu Kojo No Tsuki