南無煩悩大菩薩

今日是好日也

おおいなる力

2019-07-01 | 世界の写窓から
(photo/source)

もしかして私は人と違うのではないか。そうおもえるときは誰にでもあるだろう。

せっかくだから、どのへんが違うのかを考え取り入れようとする時、僕は迷う。

たまたまの差異を誇り喧伝するか、押し迫った少数の悲哀に沈黙するか。

たぶんどちらも同じくらい良い対処ではないようだ。それは邪推というものであろうことにある日気付いたのである。

「ありゃ、そうなんですな」

多分これが正しい対処法である。

自分と同じで違う、違うのに同じ、多数派なのに少数派、少数派なのに多数派。などという面従腹背とでもいえるようなモノゴトが同時成立するような場合、なにか大いなる力に試されているのではないかと思うようにすることで、僕の迷いは少し和らぐのである。

Bach-Vivaldi/Concerto for 4 Pianos/MultiPiano Ensemble
コメント
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