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その人は、友達の誕生日に花を贈るつもりでいた。
しかし、誕生日が来たのに、なぜかそのことをすっかり忘れてしまっていた。数日後に思い出して、花を注文しようとその生花店に電話をかけた。
すでに夕方だったので、店の亭主から「今日中の配達がいいか、あるいは明日にするか」と尋ねられた。
彼は友人の誕生日に遅れてしまったことを打ち明け、できるだけ速く届けてほしいと頼んだ。それに対する亭主の返答に彼は驚かされた。
「配達が遅れたのは、店の責任だといっておきましょうか?」
彼は、自分の落ち度のために亭主に嘘をつかせたくはなかったので、その申し出は断ることにした。
亭主と彼の互いのやりとり、なんだか羽のあるちょいといい話。
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