南無煩悩大菩薩

今日是好日也

危機対応。

2011-06-08 | 世界の写窓から
(source)

おがっ おっがあち”ゃ~ん。


こんなことになるはずではなかった、楽しく餌をあげていただけなのに、ということはよくわかる。だが、泣くな息子よ。それが危機というもの、その経験が宝物。おとなになっての危機はそんなものじゃない。



クライシス・マネジメント(危機管理)については、一つ断言できる事がある。

この種の苦境に陥っても、都合よく助けを請えるような駆け込み寺など、どこにもないということだ。

自分で何とかする、自力で脱する、それしかない。

挽肉をつくるミンチ機を逆に回しても、元の豚は出てこない。

そもそも、簡単に解決できるくらいならば、危機と呼ばれるはずが無い。
-ノーマンR.オーガスティン-

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賀楽寿。

2011-06-07 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

忘却とは忘れ去ることなり。

忘れえずして忘却を ちかうこころの哀しさよ。 -菊田一夫-
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花を見て大地を思う

2011-06-04 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

大地に育まれた 種子は、

その時節が来ないと

芽を出さぬ、葉を出さぬ、枝を張らぬ、花を咲かせぬ、従って実を結ばぬ。

秩序を乱す事は大地のせぬところである。

大地はまた急がぬ。

春の次でなければ夏の来ぬことを知っている。

それで人間は、そこから物に序あることを学ぶ、

辛抱すべきことを教えられる。

また大地は詐(いつわ)らぬ、欺かぬ、またごまかされぬ。

大地は人間にとりて大教育者である。

大訓練師である。

人間は、これによりてみずからの完成をどれほど遂げたことであろうぞ。

-鈴木大拙-
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無題。

2011-06-03 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

悟るとは悟らで悟る悟り也、悟る悟りは夢の悟りぞ -古歌-

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覚悟の仕事人。

2011-06-02 | 有屋無屋の遍路。
(original unknown)

人生において、発砲されて無傷で済んだときほど、心浮き立つ経験は無い。-ウィンストン・チャーチル-


いわゆる「五・一五事件」で、乱入してきた将校達に対し臆さず逃げず「話せば分かる」といって凶弾に斃れたのは、犬養毅首相。
血まみれの中でも首相は、「いまの若い者をもう一度呼んで来い。話して聞かせることがある」と三度繰り返したという。


鉄の女、英国のサッチャー首相は、「私はコンセンサス(合意)に基づく政治家ではありません。私は信念に基づく政治家です。」といって憚らなかった。


「私が語るニューフロンティアとは、諸君への約束事ではない。そうではなく挑戦なのだ。」確かケネディ大統領は、そう方針を定めた。



私に政治・政局のなんたるかを知る術は無いが、

不一致あるところに調和を、誤りあるところに真実を、疑いあるところに信念を、絶望あるところに希望をもたらしたまえ。-unknown-


「僕の前に道は無い。僕の後に道は出来る」-高村光太郎-
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具体。

2011-06-01 | 有屋無屋の遍路。

大事だとおもえることは、なるべく具体的具象的に確認する必要があります。

なぜなら、わたしたちには抽象的なものに対してはかなり大胆になりますが、

具体的具象的なものに対してはそうでもないからです。


けっこう、かなり、などの形容は、その発する側の範囲の主観に基づいた抽象的感覚を含んでいる事があります。

例えば、弁護士の「高い確率」とは5分5分より上、例えば7割程度の確率を意味しているが、しかしエンジニアの世界では、99パーセント以上を意味するものであったりします。

ある部分が全体を正しく示唆することは稀です。

大事だと思えることは、嘘ではないが「正しくない正しさ」もあり、それを大胆に認めてしまわないことのようです。
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