バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

あふれた水は逃さない

2008-07-01 07:08:37 | バネ
 字が小さくて見えないとのご意見がありましたので、大きくしてみました。
 こんなんでどうですかね?うらさん。

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 小6は体積。
 石の体積を求める定番問題。
 これは水槽の縦×横×水が増えた高さ で求められるけど、これをイメージさせるために、毎年バスタブに生徒の誰かがつかる絵を描きながら説明します。
 風呂の中に入ればどうなる? 「お湯が増えまーす。」このくらいは生活体験から知っています。その増えた分だけを計算するのだと説明。さらにもう一人入ったら? 「あふれまーす。」 あふれた分を床下に用意したもう一つの浴槽がキャッチするという設定の絵を描く。「そんなのありえなーい。」一人目が入った浴槽のゆとり分とあふれた分をたすと、2人目の体積がわかる。
 あり得ない設定だけに?このあたりで1名?になってきた。さらに、ここにお母さんがやってきて、「いつまで入っているの!」 二人が浴そうから出たら、お湯はどうなる? 「減る」 「どのくらい?」 「あふれた分だけー」
 昨日はこの辺で限界でした。床下の浴槽に溜まった湯量を、元々のバスタブサイズで計算して、減った水の深さを求めるところまでは理解できなかった。
 この問題、リットル混ぜたりして単位複雑にしなかったから比較的易しいけど、地下浴槽の無理な設定が登場したあたりに問題あったかな? まぁ、基本のイメージは理解できたようです。
 女子は図形が苦手な場合が多い。平面図形ならまだ何とかなっても、空間図形になると、位置が理解できない、向きが捉えられない。中3の相似問題では、対応する角がわかっても、対応する辺を間違える。
 私もそうだからよーくわかります。地図を逆さまにみながら運転できませんから。一回右折と左折と間違えると、もう頭の中の地図は混乱の極地です。ナビ様のおかげで最近は困ることなくなったけど。
 でも、よく知っている場所なら、適当に裏道に入っても迷うことないですよね。だいたいの位置を理解していれば、右だの左だのとぐねぐねしても迷うことありません。
 相似な図形は向きをそろえて書き出すよう指導します。
 逆さま地図はだめでも、向きを直せば何とかなるでしょ?