バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

大人の会話

2008-07-30 08:52:07 | バネ
 度重なるセキュリティソフトの不具合で怒り心頭に。
 アウトソーシングと思われる、日本語がちょっと不自然な担当者の電話によるサポートを受け、大がかりな作業の上、無事うまく動くようになったのもつかのま。1週間もしないうちに、同じ症状を呈し、ついにはネットに全くつながらなくなった。
 さぁ仕事しようと思うが、仕事にならない。パソコン修復に数時間費やす、こんなことを繰り返したので、今日こそは、サポートに怒鳴り込んでやるぞ!の勢いで電話した。
 今回も1回でつながる。なかなかつながらないと、そのうち「もういいっか」って心が萎えてしまうけど、ラッキー、突撃体勢万端です。
 呼び出し音からして日本じゃない。
 やっぱり中国語なまりの日本人がでる。
 「何度やってもだめだから、家に来てなんとかして!」
 言い放つと、「ここは日本じゃアリマセン。日本イカレマセン」ときました。
 結局修復の履歴を確認し、いままでいろいろやったにもかかわらずだめなら第3の方法(最終手段?)を提案してきた。だったら最初からそれやれば良かったのに、と、もう少し丁寧な日本語で訴えると、たいていの場合は(第一段階で)修復できています。ということはそんなにソフトに問題あるわけ?とつっこんだら、なにげに日本語わからないというやりとりをしてきた。
 さて、第3の手段は、遠隔操作によるソフトのバージョンアップ。
 何やら時間かかりそう。午後のバネの準備で気ぜわしいのに、大丈夫かなと思いながら、指示されるままに進むと、途中から遠隔操作に入る。マウスが勝手に動き、目の前のパソコンがビュンビュン動かされていく。大丈夫?こんなことしていて。とそんな不安をサポートするように、チャット画面が立ち上がり、一応操作している人と会話ができる状態になっている。
 何かあるといけないからパソコンの前にいるようにと指示があるので、じっと待つ。
 全て終わると、「これで終了です。何かご質問はありますか。」とチャット。ここは謝謝と打つかThank you!とするかためらいながら、「ありがとうございました」と入れると、すかさず「どういたしまして」
 結局午前中2時間潰し、午後の作業に逆毛経つ状態を迎えることになってしまったが、それでも最後にまともな会話で締めくくり作業が無事終了できたので、よかった、よかった。

 「外国の人相手にやり合って君ってすごいね」って夫は言うけど、じゃ、ネットつながらない状態の、ただの電脳机かかえてどうすんの!でしょ。普通だよね、これくらい。
 
 今回学んだことは、冷静さを失うと結構無理なことを言ってしまえること。また最終的によい結果を導くのは、大人の落ち着いたやりとりであること。
 時間を省みず、今頃何?と言う時間にクレームしてくる人いるけど、この人怒り心頭だったんだねと理解してあげよう。