バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

祭りの後の反省会

2008-07-22 07:20:37 | Badminton
 テニスの錦織選手の強さの秘訣は、いろいろあるけど、その一つは前へのダッシュ力だと「スポーツ大陸」で解説していた。
 そういえばテニスは前後にはあまり動かないのですね。
 バドミントンは、特に小学生はほとんど縦の動きです。
 後ろで打って前。練習パターンも試合もほとんどこれになることもあります。
 だからサイドや膝下に大穴がある選手多いんだけど、クールな頭でいないと、まんまと相手の縦ラインの動きにはまりセンターへ上げ続けてしまう。
 昨日の6年男子ダブルスの試合がまるでこんな感じでした。
 クロスで相手の縦ライン崩すようアドバイスしても、ゲーム終盤には我慢できず、つい自分もスマッシュ打ちたくなっちゃって、縦ラインにどっぷりはめられちゃった。気持ちわかるけど。試合後は神妙な顔していたけど、その後二人で楽しそうにぐにゅぐにゅしていたから小学生らしくていいかなと思いながら見ていると、帰り際にもう一度あいさつ来た時はいい目していましたよ。次へのステップになったかな。
 一方6年女子。初日をお祭り気分で終えた通りの結果でした。「楽に勝てそうな相手にも手を抜かないで、100%本気で試合する。それが相手への礼儀だ」と、以前野田ジュニアの選手に繰り返し言った。トーナメント戦だと2回戦くらいまで楽勝選手が何人かいた時代のこと。この子たちが初戦をアップのつもりで入った時、思わぬところで足をすくわれたことがある。それ以来、「何でこの子はこんなにアップするの?」と他の監督さんから言われるくらい石橋叩きまくりのコート入りさせていました。叩きすぎて、渡る前に選手壊れちゃう(心身共に疲弊してしまう)という失敗もし、最終的には試合直前は100マス暗算を導入する作戦にしましたが。コートに入る直前まで背後霊のように後ろにまとわりつき、選手コントロールしていたものですが、それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、今みたいにあまりにも放任は良くない。
 選手だけでなく、指導者も反省をかみしめる大会となりました。