最近、寒いのが苦手になってきたので、早く気温が上がってくれないかと思っています。この季節だと、夜中の試乗は、寒いです。
以前に、コンディションレベルチェックパックとシートレール補強キットの装着を行った車両で、今回から各部修理に入ります。作業を何回かに分けて行う予定ですので、優先順位を付けて作業を行っていきます。最初は、水回りの修理からです。状況再確認です。ウォーターポンプの穴からエンジンオイルが出ています。
リザーブタンクにオイルが浮いています。ラジエターキャップに乳化したエンジンオイルが付着しています。
最初に作業ができるように外装や社外品を外して、クーラントを全量抜きます。キャブレター周りを外し、Vブースト関連も外して、Vバンク間のセパレーター部の修理です。エンジン内でクーラントにエンジンオイルが混入する場所は、限られていて、シリンダーヘッド周りに問題がない場合は、ほぼセパレーター部のガスケットの劣化が原因です。
セパレーター部の修理の後、ラジエター下のサーモスタット周辺の劣化しているゴム類を交換し、最後にウォーターポンプのオーバーホールを行います。今回交換した部品類です。ゴム類の劣化具合は、車両の走行状態にもよりますが、使用しているエンジンオイルや、クーラント等の油脂類の影響が大きいです。
最終チェックと試乗です。大きな修理は、今回で終了しましたので、次からは細かい部分を順番に作業を行いますが、次回に続きます。納車可能ですので、よろしくお願いいたします。
2020.02.08 作業担当 ヤダ(矢田)