最近の車に乗ると、各種ボタンや、タッチパネルが多いので、緊急時に不安です。見ないと操作できない操作系は、とっさの時に間に合わないので、好みでは無いです。個人的に年齢が上がってきて反射神経が鈍ってきたので、車にもキルスイッチが有った方が良い気がします。緊急時はまずブレーキを掛け(踏み替えが不安な場合は、アクセルから足を離し、ハンドブレーキを引いた方がマシです。)、ABS(旧車を除く)が作動するまで強く踏んでから、ハンドル操作を行った方がフロントタイヤ荷重がかかっているので、旋回に入るのが早いです。車やバイクを買った場合は、安全を確保した状態(環境)で、一度ブレーキ性能を試しておいた方が良いと思います。(加速や最高速は、最近は性能が高すぎるので、法律上問題の無い範囲で試してください。)バイクの場合は、転倒の危険性があるので、ブレーキテスト等は、安全な場所で慎重に行ってください。車もバイクもタイヤやブレーキの整備は大事です。タイヤは、最重要部品です。
部品交換でお預かりです。ゲイルスピード製ラジアルタイプフロントブレーキマスター他部品、スウェッジラインフロント&リアブレーキホース、ヤマハ純正MOSフロントブレーキキャリパー交換とフロントフォークダンピング加工&オーリンズ製フォークスプリング及びポッシュ製イニシャルアジャスター交換になります。交換部品はお持込です。
リアブレーキは、ホースのみ交換なので、一旦フルードを抜きました。
エンジンオイル、オイルフィルター交換中です。基本的に分解した際は、元通りに組み立てた方が良いです。特に配線回りは、ショートする危険性があります。各部品の配置や、使用されているボルト類は、配置や種類に理由がありますので、要注意です。
今回交換した部品類です。まとめてしまった後ですが、フロントブレーキ周りは、アッセンブリ交換なので分解していません。
最終チェックと試乗です。今回は、時間が無かったので写真少なめです。ノーマルから部品交換を行う場合は、各部のバランスが大事です。機械物は、一点豪華主義はお勧めしません。なお、定期点検整備は重要です。ちなみに検査場での車検は、法律上(レギュレーション)問題がないかのチェックのみなので、機械として調子が良いか悪いかは全く別問題です。ただ、車検に通る状態は必要最低限なので、車検に落ちるということは問題外です。無事納車になりました。
2024.05.26 作業担当 ヤダ(矢田)