米調査会社のガートナーがまとめたIoT関連技術に関する報告書の中で、2017年から2018年にかけて注目すべき10個の技術(即ち、企業がIoTの潜在価値をフルに引き出すことを可能にする10のテクノロジ)を挙げています。
10個の技術とは以下に示すものです。筆頭が「IoTセキュリティ」となっています。
・IoTセキュリティ:モノへの攻撃やなりすましを防御する技術
・IoTアナリティクス:モノが集めたデータを分析する技術
・IoTデバイス(モノ)の管理:モノを監視したり管理したりする技術
・省電力の短距離IoTネットワーク:短い距離にあるモノと無線で通信する技術
・省電力WAN (広域ネットワーク) :携帯電話網を省電力で利用する技術
・IoTプロセッサ:応用ソフトやセキュリティの処理を実行するプロセッサ
・IoTのOS:小型・小電力で動作するモノに対応する基本ソフト(OS)
・イベント・ストリーム処理:センサーのデータを集めてリアルタイムに分析する技術
・IoTプラットフォーム:モノの管理やデータの取得などを行うプラットフォーム
・IoTの標準とエコシステム:システムを構築・運用するための規格と役割分担
ガートナー ジャパン株式会社のプレスリリース(2016.3.11)のサイトは、https://www.gartner.co.jp/press/html/pr20160311-01.htmlです。