心拍数、体温、血圧、体脂肪率などを測定できる健康器具で、測定結果を近距離無線通信技術を利用してスマートフォン(スマホ)へ送れる機能を持ったものです。
スマホに送られた測定結果は、スマホ上の専用アプリにより、グラフ化されて表示されたり、異常値が検出された場合は警告が発せられたりするため、体調の変化などを確認でき、容易に健康管理ができるようになります。
スマホ連携健康器具としては、様々な種類の製品が開発され販売されているようですが、主要な製品として以下のようなものが知られています。
体温計:オムロン製品
血圧計:パナソニック製品
心拍測定など:アップル製腕時計型端末
体組成計:タニタ製品
これらの製品の普及により、測定結果を医師へ送って遠隔医療に活用する動きが高まりそうです。米調査会社のIHSによると、遠隔医療の市場規模は、2020年には2015年の5倍弱の400万人に達するそうです。