税と社会保障の共通番号である「マイナンバー」の個人向けサイトのことで、2017年7月に運用が開始される予定です。
マイナポータルは、マイナンバーを所有している人がインターネット上に持つことができる自分専用のWebページです。このページにアクセスするには、「マイナンバーカード」とそれに内蔵されたICチップを読み取る「カードリーダ」が必要となります。
このサイトにより、行政サービス(情報提供等記録開示、自己情報開示、お知らせサービス)を受けられる他、官民連携のサービス(電子私書箱機能、ワンストップサービス、電子決済機能)も受けられるようです。
電子私書箱機能を利用して、確定申告で必要となる保険料控除証明書といった法定書類を企業からネット経由で受け取れるようになるとのことです。
また、ワンストップサービスにより、引っ越しの際の電気・ガス・水道・金融機関において必要となる住所変更を一度で済ますこともできるようになりそうです。
電子決済機能により、税金や社会保険料の納付を民間の金融機関口座から引き落としたり、クレジットカード決済で行うこともできるようになりそうです。
マイナポータルと連携サービスに参入する民間企業は、金融業やサービス業にとどまらず、メーカがリコールの際に活用するなど他の業界でも検討が進みつつあるようです。
関連ブログは以下です。
・“マイナンバー通知カードとマイナンバーカード”とは(2015.10.17)
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/b7cb67572799baaa4af80ee54fccb22d
・“マイナンバー制度”とは(2015.4.14)
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/1b1a2245ee9cf056d1a4405283670457