自動車の部品などを手掛ける「サンデンホールディングス」が、ソフトウェア開発の「タイムマシーン」と協同で、2016年6月に提供を開始した、食品流通向けの温湿度管理サービスです。e-mesh modernoとつづります。
店舗の売り場、冷凍庫、冷蔵庫などの内部の複数個所にセンサーを取り付け、さらにセンサーが検知した付近の温湿度データを無線通信で(注:米「リニアテクノロジー」社の無線ネットワーク技術を利用)集約するベースステーションを当該施設内に取り付けて、当該ステーションが集約したデータをクラウド上で管理するシステムとなっています。
なお、クラウド型の温湿度モニターサービスは、上記タイムマシーン社が2012年から提供していたようで、それを応用したシステムになっているようです。
今後は、物流倉庫やビニールハウス内の温湿度管理の需要も取り込もうとしているようです。
ニュースリリース(2016.5.24)のサイトは、http://www.sanden.co.jp/topics/2016/0524.htmlです。