富士通クライアントコンピューティングFCCL(注:株主は中国レノボグループ51%、富士通44%など。https://www.fujitsu.com/jp/group/fccl/about/)が、今年の6月中旬に発売予定のPCです。富士通PC40周年記念企画の第3弾にあたる製品のようで、米国ラスベガスで開催されたCES 2022(注:現地時間1月5日~7日)において”CES Innovation Awards 2022”を受賞しているようです。
「ウィズコロナによって大きく変革したライフスタイルに対応、場所を選ばず、仕事、勉強、オンからオフまで楽しめる究極のモバイルノートPC」といった説明が付けられています。
色々な特徴が盛り込まれていますが、主要なものは以下のようなものです。他PCとの連携利用が斬新なところかと思います。
・2in1デタッチャブル型ノートパソコン:キーボートを取り外してタブレットとしても利用可能
・USBケーブルでつないで他のPCとの連携が可能:”クリエイティブコネクト”と呼ばれる。例えば、メインPCでオンライン会議をしながら本PCをペンタブレットとして使用など。
・この製品専用に開発した電子ペンを導入:開発元はペンタブレット大手のワコム。名称は”ワコムリニアペン”
・軽量で薄い:タブレットとしての重さは約599g、厚さは7.2mm
・OSは、ウインドウズ11(マイクロソフト)
具体的には、発表会の動画(注:51分56秒、2022.3.29公開、https://www.youtube.com/watch?v=SlN9rEE-JM4)が公開されていますのでそれを参照されるのがよいかと思います。
大学生やクリエイターなどの需要を見込んでいるようです。価格はオープンですが16万4800円(税抜き)~と想定されています。
プレスリリース(2022.3.29)のサイトは、https://www.fujitsu.com/jp/group/fccl/about/resources/news/press-releases/2022/0329-1.htmlです。