富士通コンポーネント (本社:東京都品川区、社長:石坂宏一) が2015年12月に発売した、温度センサーと3方向加速度センサーを内蔵した可搬型のビーコン(近距離無線端末、Bluetooth Smartセンサービーコン)です。温度や水平面からの傾きを測定できるようです。
測定したデータの取得方法としては、(1)ビーコン側からスマホなど(注:iOS、アンドロイド、WindowsなどのOSを搭載したスマホやタブレットなど)へ一定間隔で送信する方法(注:プロトコルは当社独自のものFDCを利用)、(2)ビーコン内のメモリへ保存しそれをスマホなど(注:同上)から読み取る方法、の2種が用意されています。
低電力のため、コイン形リチウム電池CR2450で長時間の使用が可能とのことです。上記の(1)の利用法(1秒間隔で送信の場合)では6ヶ月以上、上記の(2)の利用法では12ヶ月位以上の動作が可能なようです。
農業施設や工場でのモノの状態監視、物流サービスにおける荷物の品質監視、介護サービスなど幅広い用途に利用できるとのことです。
この製品のサイズは40 × 31 × 12 mmとなっています。オープン価格です。
プレスリリース(2015.12.21)のサイトは、http://www.fujitsu.com/jp/group/fcl/resources/news/press-releases/2015/20151221.htmlです。
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