いすゞ自動車が、2015年より開始した、販売するトラックについて無料で提供するコネクテッドサービスです。PREISMと綴ります。
このサービスでは、運行中の車両から800項目におよぶデータがネットワーク経由で取得され、機械学習により故障が予知されます。保守サービスとも連携していて、故障予知情報は専用サイト経由で顧客へ知らされるとともに車両の位置に近い工場が手配されるため、その工場では交換部品等が準備され、立ち寄るとすぐに対応が可能となるようです。
このサービスに対応する車両は、2015年には新型の大型車両のみでしたが、2018年秋からは全サイズの車両が対象となっているようです。2020年までには販売台数を25万台にする計画になっているようです。この種のサービスの導入により人手不足に悩む物流業界の需要を取り込みたい狙いがあるようです。
いすゞ以外にも、三菱ふそうトラック・バスや日野自動車など他社トラックにおいて、ネットとつないで収集した情報を活用する類似のサービス(注:前者は故障予知、後者は車両位置管理)が提供されているようです。
関連サイトは、例えば、以下です。
https://response.jp/article/2015/10/29/263109.html
https://response.jp/article/2019/04/02/320841.html