米モジラ財団のFirefox OS(※1)を搭載したテレビです。
※1 スマホやタブレットなどのモバイル系端末をメインターゲットとして開発されたオープンソースのOSで、アプリの開発者が自由に改良できることから、他のOSよりも機器メーカなどが必要な機能を拡張しやすい特徴を持っている。
パナソニックは、Firefox OSを初めてテレビへ搭載したとのことです。まず米国で2015年1月よりこのOSを搭載した4K(即ち、フルハイビジョンの4倍)の解像度のテレビ「VIERA」4機種を順次発売し、3月より欧州で6機種を発売しているようです。そして、日本では2015年度に入ってから販売開始するようです(※2)。
※2 家電見本市の”CES 2015”(注:全米家電協会CEA(Consumer Electronics Association)による開催、ラスベガスにて)でのプレスコンファレンスで発表。
パナソニックのFirefox OS搭載テレビでは、起動後のホーム画面に、スマホやタブレットにおけるアプリアイコンのようなものが表示されるようです。テレビ番組やインターネット上の映像コンテンツを見ながら、情報サイトの更新やメールのチェックが行えたり、その他、機能拡張やスマホ連携も検討されているようです。
なお、ソニーは、Firefox OSでなく米グーグルのOS「android」を搭載したテレビ「BRAVIA」を10機種導入しているようです。
本記事に関連する内容(2015.1.28付)のサイトは、例えば、https://www.phileweb.com/review/article/201501/28/1516.htmlです。