2014年から総務省を中心に始められたプロジェクトで、デンソー、パナソニック、NTTドコモなどが参加しています。
渋滞や事故などの情報を広範囲のクルマに対して伝達し渋滞回避や運転手への注意喚起を行う役割をもっていた従来のITSをより進化させ、クルマとクルマ、クルマと歩行者の間の、より近距離でのリアルタイムな通信を可能にし精度の高い情報のやりとりを行えるようにするものです。
2016年度までにクルマや歩行者が相互に位置や速度の情報をやりとりできるシステムを開発する予定になっているようです。プロジェクトでは、例えば、数台前に走っている車が急ブレーキをかけた時に、(ブレーキをかけ損じた)運転手に代わってブレーキをかけて事故を回避するなど、自動運転との組み合わせも視野に入れているようです。
欧州や米国も最近ITS関連の開発に力を入れているようであり、我が国がこれまでのようにリーダーシップをとり続けられるかどうか、次世代ITSの今後の行方にかかっているようです。
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