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「こっそり発表:福島の小児甲状腺ガン罹患数」 2013年2月24日(日) No.572

2013-02-24 20:53:39 | 原発事故
2月13日、福島県「県民健康管理調査」検討委員会で以下の発表がなされたとのこと。
(ちょうど前日に、朝鮮民主主義人民共和国の核実験報道があり、その後もグアムの通り魔殺人、ロシアの隕石、中国の大気汚染といったニュースが大々的に報道され、福島の子どものガン検査の結果はひっそりと目立たぬところに押しやられてしまった。これは偶然だろうか?)

[発表内容]
「2011年度、当時18歳以下の38000人に甲状腺検査を行った。
二次検査で細胞検査が必要とされた対象者の中で10人にガンの疑いがあるとされ、
このうち3人が甲状腺ガンと 判明した。
3人は既に手術済み。」


38000人中3人がガンになり、手術をした(あと7人もガンの疑いがある)。
この数値は一般と比べてどうかというと、
日本臨床検査薬協会などのHPでは、
小児甲状腺ガンの発症率は一般に、100万人あたり1〜3人とされている。
県民健康管理調査は3万8千人の検査で10人に疑い、3人確定。
過去の常識からすると非常に高い割合だ。

しかし、これは3・11以前に罹患したもので、
原発事故とは関係ない=「通常のがんである」と委員会の鈴木教授は言う。
通常値から考えて桁外れに多い罹患数であるにもかかわらず、
通常のがんであるとするのは、どう見ても国民騙しの言い逃れとしか思えない。

あとの7人はいつ検査の結果が出るのだろう。
(もう結果は分かっているのに隠しているのでは?)という疑念が湧く。
いつまで真実を隠し、ウソを平気な顔をして言い続けるのだろう。
こういう行いを「万死に値する」という。
鈴木教授を始め、原子力ムラの人たちには子どもがいないのだろうか。
自分の子が同じ立場になっても、この説明をするのだろうか。
なんの権力をも持たない福島の子どもたちは問う。
「わたしたちは大人になれないの?
他の人達と同じように、人生を過ごすことは許されないの?」

私たち大人は全員、自分が具体的に何ができるかを考え、
それを実行しなければならない。
「私たちを助けて!」と子ども達が訴えているのだ。
自分にできることを探そう。
どんな小さいことでも、必ず実際にそれを行動に移そう。
そして、ずっと続けよう。

昨年2月21日Bookasahi.com掲載の「福島のこどもたちからの手紙」から

「僕はしょう来サッカー日本だい表になりたいです。
でも今の福島では、いっぱい練習できません。
いつになったらほうしゃのうは、なくなりますか。
僕は大人になれますか? 
早く外であそびたいです。
かぞくがはなれてくらすのもいやです。
友だちとはなれるのもいやです。
どうか僕たちをたすけてください」



「はやく ほうしゃのうがないところに いきたいです」


「山の木 川の魚 海の魚 私の夢 かえしてください」


「ほうしゃのう なくしてください」


「かんりょう(官僚)のみなさんへ
①私たち福島の子どもたちは 原発事故いらい(以来) ずーっと外遊びをしていません。
  はやくじょせん(除染)を してください。
②原発事故でひなん(避難)する人は 学校の友達・家などをうばわれました。
  せきにん(責任)をとってください。
 
コメント
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