劉思婷さんの日本滞在記にはさらに多くのことが書かれてある。
(例えば、流しそうめん・たこ焼きの会、女子会参加、FMラジオ出演、
回転寿司屋さん、京都・奈良観光、森さん・山根さん宅訪問などなど)
しかし、ブログでの紹介は今回を最後にしたい。
思婷さんは文にふさわしい写真も送ってくれたのだが、
なぜかこのブログに貼り付けることができない。
やんぬるかな。
(劉思婷さん、もしこれを読んでいたら、写真をもう一度送ってくださいな)
最終回を飾る文は、
①尼崎の地域のお祭り参加体験(NPO法人「まいどイン尼崎」の
出店「ボールあて」の手伝い、金魚すくい、餅つきなど)、及び
②関西の若者(20~30代)との交流体験について。
―――――――――――
「園和夏祭り」
8月3日はいよいよ園和祭りである。
浴衣を着て、祭りに行き、興奮した。
食べるものもあるし、遊ぶものもある。
とても賑やかだった。
私は三つのことをやったのである。
まず、餅をつくこと。筋肉があると自信を持っているが、
やるときはなかなか難しかった。
傍でお餅をひっくり返すお爺さんの手を潰したらどうしようと、はらはらした。
しかし、その方はさすが長年のベテランで、上手である。
そして、金魚すくいをした。
ドラマでよく見たシーンである。
初めてやったら、なんだ、易しいじゃん。
4匹もすくった。
最後はボール当ての手伝いをした。
子供たちが次から次へとぞろぞろ来るのを見て、
(これはは儲かりそうだ)と密かに思う一方、
並んでいる人たちの長い長い列を見て、大変だと思った。
お金を稼ぐのは簡単なことではないとしみじみ感じた。
[日本の若者との交流]
8月4日に山田さんのお宅で日本の若者との交流会が行われ、
お招きを受けて、参加した。
中日若者の歴史観、日中関係、釣り魚島問題、
そして生活習慣などをめぐって、いろいろ話した。面白かった。
自分は当たり前のことだと思っても、
他の人から見れば不思議だと思うことも往々にしてある。
従って、よく相手の立場に立ち、考えるのが重要だと思う。
話の中で
「中国の人は謝らないんですか」
と聞かれた。私の周りの中国人はよく謝る人ばかりなので、
聞かれたときは、一瞬どう答えたらいいかわからなかった。
いま思うと、中国人は謝らないのではなく、
謝る基準が日本人と違っていると言える。
日本人はどんな小さいことでも、まずは、謝る。
それが日本の礼儀作法だから自然な行いなのだ。
しかし、中国人にとって、小さいミスだったら、
お互いにそのミスを知っているから、わざわざ
「すみません、ごめんなさい」
など声を出して、言わなくてもいい。
ミスを犯したら、ちゃんと訂正して、
笑いながらさりげなく「ごめんなさい」と言うこともある。
日本人が真正面からきちんと謝るやり方とはかなり違う。
中国では「伸手不打笑脸人」という俗語がある。
謝るとき、人にものを頼むときなど、
「笑顔でいたら、悪く思われない」という意味である。
―――――――――
習慣、マナーなど、国や民族によって違って当然。
どの国の人も、「自国が一番エライ」などと優劣つけないこと、
自分が身につけた習慣だけが正しいと信じ込まないこと、
自分との違いを楽しむことが、
自国中心主義に陥らず、いろんな国の人たちと親しくなるために必要だろう。
心を開けば、世界はとても身近に感じられるはず。
(例えば、流しそうめん・たこ焼きの会、女子会参加、FMラジオ出演、
回転寿司屋さん、京都・奈良観光、森さん・山根さん宅訪問などなど)
しかし、ブログでの紹介は今回を最後にしたい。
思婷さんは文にふさわしい写真も送ってくれたのだが、
なぜかこのブログに貼り付けることができない。
やんぬるかな。
(劉思婷さん、もしこれを読んでいたら、写真をもう一度送ってくださいな)
最終回を飾る文は、
①尼崎の地域のお祭り参加体験(NPO法人「まいどイン尼崎」の
出店「ボールあて」の手伝い、金魚すくい、餅つきなど)、及び
②関西の若者(20~30代)との交流体験について。
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「園和夏祭り」
8月3日はいよいよ園和祭りである。
浴衣を着て、祭りに行き、興奮した。
食べるものもあるし、遊ぶものもある。
とても賑やかだった。
私は三つのことをやったのである。
まず、餅をつくこと。筋肉があると自信を持っているが、
やるときはなかなか難しかった。
傍でお餅をひっくり返すお爺さんの手を潰したらどうしようと、はらはらした。
しかし、その方はさすが長年のベテランで、上手である。
そして、金魚すくいをした。
ドラマでよく見たシーンである。
初めてやったら、なんだ、易しいじゃん。
4匹もすくった。
最後はボール当ての手伝いをした。
子供たちが次から次へとぞろぞろ来るのを見て、
(これはは儲かりそうだ)と密かに思う一方、
並んでいる人たちの長い長い列を見て、大変だと思った。
お金を稼ぐのは簡単なことではないとしみじみ感じた。
[日本の若者との交流]
8月4日に山田さんのお宅で日本の若者との交流会が行われ、
お招きを受けて、参加した。
中日若者の歴史観、日中関係、釣り魚島問題、
そして生活習慣などをめぐって、いろいろ話した。面白かった。
自分は当たり前のことだと思っても、
他の人から見れば不思議だと思うことも往々にしてある。
従って、よく相手の立場に立ち、考えるのが重要だと思う。
話の中で
「中国の人は謝らないんですか」
と聞かれた。私の周りの中国人はよく謝る人ばかりなので、
聞かれたときは、一瞬どう答えたらいいかわからなかった。
いま思うと、中国人は謝らないのではなく、
謝る基準が日本人と違っていると言える。
日本人はどんな小さいことでも、まずは、謝る。
それが日本の礼儀作法だから自然な行いなのだ。
しかし、中国人にとって、小さいミスだったら、
お互いにそのミスを知っているから、わざわざ
「すみません、ごめんなさい」
など声を出して、言わなくてもいい。
ミスを犯したら、ちゃんと訂正して、
笑いながらさりげなく「ごめんなさい」と言うこともある。
日本人が真正面からきちんと謝るやり方とはかなり違う。
中国では「伸手不打笑脸人」という俗語がある。
謝るとき、人にものを頼むときなど、
「笑顔でいたら、悪く思われない」という意味である。
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習慣、マナーなど、国や民族によって違って当然。
どの国の人も、「自国が一番エライ」などと優劣つけないこと、
自分が身につけた習慣だけが正しいと信じ込まないこと、
自分との違いを楽しむことが、
自国中心主義に陥らず、いろんな国の人たちと親しくなるために必要だろう。
心を開けば、世界はとても身近に感じられるはず。