ああ、またしても石を飲まされた気がするアベ首相の国連での行動。
それを支え、押し上げる日本のマスコミ記者は、「ジャーナリスト」とは名乗らないでほしい。
「アベ首相応援団です」と正直におっしゃいなさい。
忘却の彼方に葬らないよう、以下にメモとして掲載保存させていただくのは
Everyone says I love youさんのブログです。
(写真付きなので、めちゃ、面白い)
―――http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/0ec6c20650e456696d51be8f34011006
安倍首相が国連での一般演説後「シリア難民受け入れは?」と問われ「女性の活躍、高齢者の活躍が先」(笑)
私はこの記事の最初の一行を
「これはアドリブに弱いってことなのかな(笑)。」
というセリフで始めたのですが、それがどんぴしゃりだったことが、アイ・アジア編集部によってスクープされています。
「アイ・アジアが入手した首相官邸の資料や取材に応じたアメリカ人記者の話によると、この会見では、質問者も質問内容も予め決められていたのだ。
つまり、出来レース会見だったのである。」
「アイ・アジアが今回入手した資料は会見前に準備されていたもので、それによると、日本のメディアの記者と外国メディアの記者が交互に、5人まで質問することが決まっていた。
極めて興味深いのは、その資料には、質問者の名前とともに、質問内容まで書かれていたことだ。」
(情報提供者保護のため編集部が加工)
まさに、安倍首相の記者会見における記者の質問はシナリオが作られていて、その想定問答集の範囲内なら安倍首相は答えられるけれども、ちょっと想定外の質問が来ると全くトンチンカンなことを言ってしまうということが明らかになったわけです。
この問題は、安倍首相が悪いだけではなくて、日本の記者たちがジャーナリズム精神を全く失っていることこそが真の問題です。
いろんな争点で、私のような素人でも思いつく突っ込みを、日本での記者会見では記者たちがどうしてしないのだろうと不思議だったのですが、日本の記者会見はシナリオを演者が演じているお芝居に過ぎなかったんですね。
アイ・アジアの記事の締めくくりは以下の通り。
「NHKと共同通信の記者の質問は、総理官邸が作った資料と一字一句違わなかったという。
企業の粉飾問題などが発覚するたびに「国際的な基準に照らして問題がある」と批判する日本の新聞やテレビだが、実は自分たちの姿こそ「国際的な基準に照らして問題がある」ことを自覚すべき時ではないか。」
想定外の質問にまともに答えられない総理大臣。
官邸に前もって質問を出しておいて、それと一字一句同じことしか聞かないマスコミ。
これでは、国民の知る権利に応えられるわけがない。
↑日本のテレビで見るとこんなだけど。
↑安倍首相の演説の際の会議場の様子の実際はこんな感じ。
↑オバマ大統領のとき。
ちなみに国連はニューヨークにあるのですが、安倍首相は米軍を助ける安保法制をせっかく作ったのにオバマ大統領に会ってもらえず。
オバマさん、ウズベキスタンやカザフスタンの大統領とも会ったのに、安倍首相は副大統領任せってそれはあんまりだ。
↑プーチン大統領のとき。
↑ローマ法王のとき。
↑安倍首相のとき。
アメリカ大統領やローマ法王に負けるのは仕方ないけど、韓国に「集客」で負けるのは、日本の記者たちの緊張感のなさも災いしているのでは?
↑ただし、習近平中国国家主席のときもこんなんです。しかし、日本も全体主義国家である中国くらい人気がないようではダメです。
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憲法審査会全参考人が「安保関連法案は違憲」。しかし産経の見出しは「GHQ憲法、押しつけは歴史的事実」
時事通信記者が菅官房長官に暴言質問。沖縄は「国が見限っていい」「もうこんな連中は放っておいていい」。
記者の質問まで統制するというのはもはや全体主義に近いです。
もちろん、アイ・アジアのこのスクープを日本のマスコミは黙殺しています。
統制されて唯々諾々と従っている日本のマスメディアは、腐っているというか、死んでますね。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake
―――以上、全部掲載させていただきました~!(ブルーはーと)―――