毎週月曜日は授業がありません。
そこで夕方4時半から6時まで2年生のペア会話特訓をしています。
一人が軍人になって抜けてしまい、現在総勢21人の2年生クラスは、
語彙量、聴解力にきわめてすぐれた2人の男子と、
とんでもなく上手くないその他の子たちで成り立っています。
今日は、その他の子たちです(笑)。
しかし、1年での練習量が極端に少なかったことが主な原因で、
このように個別特訓をすれば、あきらかに上達します。
時間が許す限り、放課後特訓を続けるつもりです。
学生たちも嫌がっていないしね。
今日は、授業で発表するペア会話の発音、アクセント、抑揚などの練習でした。
会話内容は自分たちで考えたものです。
今日の二人はスポーツ好きなだけあって次のような原稿を作りました。
(私の添削済みです。例えば「大阪隊」を「大阪チーム」にするとか)
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(月曜日の朝)
A:ああ、呉さん おはよう。調子はどうですか。
B:おはよう、はい、元気です。 梁さんは?
A:もちろんいいですよ。ところで週末サッカーの試合を見ましたか。
B:もちろん! 大阪チームは強いね。彼らはきっと今年度の優勝者ですよ。
A:そうですよね。ぼくもそうだと思うよ。
B:ああ、サッカーがしたい!今日の午後、いっしょにどうですか。
A: する、する、するよ。 授業が終わったらすぐ行くわ。
B: ああ!ついにサッカーができるんだ!嬉しいな!!!
(運動場でサッカーの後)
A: 吴さん、一緒にカラオケに行きましょうか。
B: 行きたいんですが、精読の宿題をしないと……。
A:なに? 精読の宿題?
B:ああ、梁さんは病気だったので分からないですね。
A:そうですか?何の宿題ですか?
B:「一番好きな映画」のについて 作文にを書くことですよ。
A: よし、分かった!それじゃあねえ!
B:バ―イ!
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どうです、皆さん。
内容がメチャ可愛らしいでしょう。
まず、丁寧体(です・ます体)を習うので、
友達同士の会話でもたいへん礼儀正しいです。
これが知ったかぶりして普通体をどんどん使いだすやいなや、
失礼も極まりなくなってしまうので、
普通体って、本当に難しいなと感じています。
文末に「ね・さ・よ・わ」を適切に使ったり、
さらにイントネーションを言い分けるのは、
アニメやドラマで研究してもらうしか方法はありません。
私へのメールや電話で普通体を連発するのには、
逐一取り立てて対処しています。
それが親切だと信じて。
特訓後、6時前に教室を出ると、
夕暮れの中、学生たちが続々と新食堂を目指して移動中でした。
そこは2元から8元ぐらいまで、予算に合わせてかなり幅広い選択ができます。
私は昨日は8.5元と贅沢したので、今日は3元のご飯・おかず2種セットを食べました。
1元は約20円ですので、60円ということになりますね。
とにかく安くて、嬉しいですよ。