よく聞く通販雑誌「通販生活」と20~30代の既婚女性向け雑誌「LEE」が
相次いで政治と選挙について記事を書いています。
ファッションからインテリア、料理まで、暮らしを楽しむ雑誌「LEE」7月号は、
『知ろう、話そう、行動しよう
もしあなたが投票に行かなかったら…』の見出しで、
憲法、保育待機問題という2つの選挙争点になりそうな話題を取り上げ、
「知って、話して、そして、必ず投票に行って意思を示さないと!」
と訴えています。
若い既婚女性たちが「誰の子どもも殺させないママの会」を全国各地で立ち上げ、
今も果敢に選挙活動をしているのにバッチリ呼応していますね。
ママたちが大きな海になって、波で不穏な動きを洗い流してくれるような、
そんな安心感のある活動グループですね、ママの会は。
もう一つの「通販生活」2016夏号では、
「自民党支持の読者の皆さん、
今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。」
と、真正面からの読者への呼びかけをしていました。
大手新聞やテレビが委縮し、自主規制する〈言論の自由の自滅〉の中で、
このような雑誌の堂々とした主張からは、
日本の民主主義を守る雑誌編集スタッフの勇気と気概が伝わってきます。
通販生活は買い物雑誌なので、自民党支持の読者もかなりいらっしゃいます。
たまに、安倍首相批判の記事をのせると、
『けしからん、買い物以外に口を出すな』という、抗議のお手紙をいただきます。
でも、お名前入りなので、気持ちよく拝読できます。
で、またまた抗議のお手紙を覚悟の上で、
自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか。
多数におごることなく、アメリカにおもねることなく、
つねに民主主義的手続きを尊重する、
フェアな保守政党としての自民党に変わってもらうには、一強多弱はよくありません。
いまの、『もの言えば唇寒し』の気分、
どこかの国に似てきたように思いません?―――「通販生活」