↑菏澤(かたく)は野菜、果物がとても安くて、私のような薄給の出稼ぎ労働者でも
明日食べるものの心配をしないで暮らせるところです。
手前の黄色いのは杏(超おいしい!)、後ろに油桃(これもおいしい!)、桃、
さらに向こうは、トウモロコシ(日本のスーパーのと味が違い、モチモチ感たっぷり)で、
これぜ~んぶ合わせても400円もしません。
夏に日本に戻ったとき、
自分がまた、スーパーで立ち尽くすのが目に見えています。
いつも日本に帰って買い物に出かけると、まず初日はあまりの高さにたじろいで、
ほとんど何も買えずにトボトボ帰宅するのが常です。
今日は卒業生の楊さんに菏澤市内の中国銀行に連れて行ってもらい、
爪に火をともすようにためた(と言うか、いつの間にか溜まった)人民元を
日本円に両替してきました。
ジリジリと円高になってきていたので、早く両替しないとなあと思っていたのですが、
なんと、イギリスのEU離脱を受けて投機目的の人たちが
都合のいい通貨としての円を買ったそうで、
私のように出稼ぎに来て働いて、人民元を円に両替するという実需目的の者は、
たいへんなダメージを受けましたよ。
6月10日の為替レートは1元=16.2円だったのが、
今日6月28日昼に銀行に行った時は1元=15.2円ですよ。
2万元を日本円にすると、
6月10日は324000円、
6月28日(今日)は304000円、
たった18日間の違いで20000円がどっかに消えたんですよ。
私から見れば、通貨の上がり下がりで金儲けしようなどという人たちは、
本当に頭にくるたわけ者です。
(額に汗して働きもせず、おめえら、何やってんだよ!)
ということです。
そういう人たちが安定経済を破壊し、
一生懸命働いている者の利益をかすめ取っていくのです。
いい加減、
株で金もうけするハイエナのような志向性、止めてもらえませんかね。プンプン。
そもそもアベノミクスというのが、こういうハイエナ投資家を金融緩和で呼びこんで、
円安・株高を作りだした金融バブルだったということですけど、
それで、庶民の生活良くなりましたか?
実質賃金下がりっぱなしだし~。
金融バブル頼みから、ちゃんとした実体経済を立て直す政策をする政治家を
私は代表に選びたいですよ、今度の選挙ではね。
↓宿舎近くのイチジクの実がじりじりと大きくなってきました。
椅子を持って行けば取れる高さですよ。