毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「アメリカの大悪事と人生かけて対決するアメリカ人:エドワード=スノーデン」No.1855

2017-01-14 16:01:57 | 人間

上海浦東空港に着き、18:50発の関空行きを待っています。

移動の最中ですが4時間以上時間があるので、

昨日のメリル=ストリープさんに続き、

もう一人の心震えるアメリカ人の記事をご紹介したいと思います。

「のんきに介護」さんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/nrn54484)で見つけた、

1983年6月21日生まれ、弱冠33歳のエドワード=スノーデンさんです。

Edward Snowden 2013-10-9 (1) (cropped).jpg

↑顔を見ただけで、(この人の心は美しい)と分かる顔ですね。

 

スノーデンさんが2013年6月、

アメリカ国防総省の諜報機関であるアメリカ国家安全保障局(NSA)が

日本を含め、38か国にも及ぶ国の大使館に盗聴器をセットし、

個人情報収集を続けていたことを暴露して、

彼の30歳の誕生日の翌日、

6月22日に米司法当局により逮捕命令が出されたことは周知のことです。

それ以来、彼は母国に帰ることができません。

国家の大悪事を世界に晒したことが罪に問われているのです。

アメリカは「ヒーロー」という言葉をよく使いますが、

私は彼こそ、アメリカの心美しいヒーローだと言われてしかるべきだ思います。

2014年、ノーベル平和賞候補にも推薦されました。

ノーベル賞自体にはそんなに価値を見出せない私ですが、

もし、スノーデンさんを守ることに寄与するなら、ノーベル賞もいいものだと思います

 

下の記事で注目したいのは、

「『特定秘密保護法』は紛れもなく、アメリカがデザインして作らせた法律である」という

スノーデンさんの言葉です。

日本はアメリカとくっついていればいるほど、

極悪国家のせこい下働き国家として落とし込められるだけです。

日米安保条約、それに付随した日米地位協定は、

日本国家と日本の民に猜疑心と不寛容な心、沖縄県民の犠牲をもたらしました。

私たちが、スノーデンさんが発揮した勇気の10000分の1でも実行すれば、

56年前に無理やり締結された日米安保条約は止めることができます。

そろそろ、重い腰をあげるときではないでしょうか。

どっこいしょ!って。

 

日刊ゲンダイ:小笠原みどりさん / 「スノーデン、監視社会の恐怖を語る ~ 特定秘密法は米国がデザインしてつくらせた法律」

  日刊ゲンダイ/小笠原みどりさん・文(2017年1月12日付〈11日発行〉)


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする