さて、2月上旬にまた沖縄に行ってきます。
ネトウヨが流すデマ「反対派は日当もらって座り込みに参加している」が、
100%の嘘・でたらめであることは、
私を含め、沖縄に自前のお金で行っている全ての人が証言します。
ネトウヨさんたち、
「沖縄新基地建設闘争は、一部のプロ市民とか左翼、中国とかが
組織しており、参加者はそこからお金をもらっている」
などという妄想は自分の頭の中だけにしておきなさい。
根拠もなくウソを平気でたれ流して、
人間の尊厳を賭けて戦う人々をこき下ろし、嘲笑する姿はとても醜いですよ。
なぜ、沖縄県民を始め、全国から辺野古や高江にお金持ちでもない庶民が
ぞくぞくと自前で結集するのでしょうか。
少し前(2015年2月23日)の沖縄タイムスの記事にそのわけが書いてあります。
日本全体の0.6%の広さの沖縄に日本全体の75%の基地が集中し、
基地があるために沖縄県民が苦しみを強いられ続けているのは、
あまりにも理不尽です。
私は、全国民一人ひとりが最低、一度は沖縄に行って、
基地を見、住んでいる人たちの本当の声を聞く義務があると思います。
日本全体のための犠牲になっているのが沖縄なのですから。
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(2015年2月22日の名護市辺野古、米軍キャンプ・シュワブゲート前。
約2800人の市民ら参加)。
「なぜ辺野古に向かうのか」沖縄タイムス+プラス
今回、集会に足を運んだ親子2組と、子や孫のために参加した68歳の男性に声を聞いた。
■男性39歳、教員。うるま市から4人の子供たちとバスに乗って辺野古を訪れた。出かける前、自宅で子供たちにこんな話をしたという。
「基地はお父さんたちだけの問題じゃない。新しい基地は、みんなが大人になっても、子供ができても、孫が生まれても基地は残る。一緒に考えよう」
小学1年の娘と3歳の妹は「遠足みたい」とおやつを楽しみにはしゃいでいたが、小学3年の双子の息子は、あいさつにじっと耳を傾けていた。
一人は「大人の顔が真剣で怖い。でも、それくらい大きな問題なんだと思う」。もう一人は「お父さんが基地の話もジュゴンの話もしてくれる。沖縄には基地が多いから、もういらないと思うよ」とたくさんの大人たちのシュプレヒコールと拍手に包まれながら話した。
■33歳女性。小学4年と1歳の娘を連れて辺野古に来た。「基地を新たに造らせてはいけない」と、自宅のある豊見城市から自家用車で駆けつけた。4、5年前から抗議集会などに参加している。「自然を大事に、子どもたちのためにも平和に暮らせる沖縄を守っていきたい」と思いを語った。
■68歳男性。子や孫のために基地建設に抗議しようと、うるま市から参加した。沖縄の土地が米国に強制的に接収された歴史や、ベトナム戦争や湾岸戦争、イラク戦争時には嘉手納基地が出撃、中継の拠点となったことなどを振り返り、「これは、沖縄の心や財産を取り戻す闘い。自分たちの子や孫につらい経験をさせたくない」と訴えた。
―――http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/50215